癖になってしまった仙腸関節の捻挫

癖になってしまった仙腸関節の捻挫

私は腰に爆弾を抱えています。

定期的にぎっくり腰を発症してしまうのです。

私が初めてぎっくり腰を患ったのは高校生の頃でした。


当時、運動部に所属していた私は毎日がむしゃらにトレーニングに取り組んでいました。

その頃の私はまだトレーニングに対する知識が薄く、また自分がぎっくり腰を発症するなど夢にも思っていませんでした。

そのため日々のトレーニングで腰をはじめ様々な部位にダメージを蓄積させていたのです。



そして、ある日ジャンプスクワットしているときにあの「グキッ」という一瞬がやって来ました。

腰の力がふわっと抜けたと思った数瞬あとに腰に激痛が走りました。

そのあと病院に運ばれ診察を受けた結果、仙腸関節捻挫によるぎっくり腰とのことでした。

仙腸関節は骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ関節で左右にあります。



そのどちらかを捻挫するので発症中は体が左右どちらかにくの字に曲がってしまいます。



それから3日間ほどは起き上がることもままならず、初めての経験ということもありとても苦労しました。

あまりの激痛にもう部活は出来ないかな、なんて悲観的にもなりました。

しかし、3日目を過ぎると驚くようなスピードで回復して部活にもすぐ復帰。

以降はトレーニングにも気を使っていくことになります。

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ただそれでも捻挫タイプのぎっくり腰の回復の速さからか多少の慢心があったようで、数カ月後にまた発症してしまいます。

それからは完全にぎっくり腰が癖になりたびたび日常生活の中で腰をやってしまうようになります。

ほとほと困っていたんですが、数年前からトレーナーさんのアドバイスを受けながらウエイトトレーニングをつみ少しずつ腰回りの筋力をアップしています。



おかげでここ数年間は一度もぎっくり腰に襲われることもなく過ごしています。

まだ多少の不安はありますが、ヘルニアなどとは違い努力で防げるということなのでこれからもトレーニングを続けようと思います。

美白